「会議ではメモをとりなさい」「きれいに写しなさい」
仕事や学校で一度は耳にした言葉ではないでしょうか。
多くの方は「記録」の方法を、学校や塾の授業でしか教わりません。
でも、会社や試験のためには、字を写すだけの記録はあまり効果がありません。
そこで本を手に取ります。
「東大生はこう書いている!ノートの方法」
「魔法のノートの取り方」といった本が世に出回っています。
でも、内容が非常に高度ではないでしょうか?
読んでみたけど、実践できる人は少ないのではないでしょうか?
「もと簡単で、すぐ使える方法を知りたい」という方にぴったりの記録術です。
その名も「グラログ」。
今回は、すぐにできる視覚的な記録方法をご紹介します。
見返してすぐ分かるメモの取り方
会議でメモをとりなさいって怒られた。
見せてみて!
自分でも何を書いたかよく分からないよ汗
メモやノートの書き方を学ぶ機会は少ないよね。
だから「メモをとりなさい」とだけ言われても、書けない人は多いよ。
全部を書こうとすると間に合わないし、言葉だけだと意味不明になっちゃう
メモの注意点
①全部を聞きながら書くことは難しい
②言葉だけだと意味不明になって見返しても分からない
メモは「大事なことを思い出す」ためにあるから、全部を書く必要はないね。キーワードを書くことを意識してみよう。
キーワード?
キーワードは、主に5W1H。
いつ、何を、だれが、どこで、何を、どうやってやるのか。
これがキーワードだね。さっきのメモで言うと、、、
あれ、意外と書けているのかな?
でも、見ても分かりづらいんだよね汗
メモでキーワードは結構かけてるね。分かりづらい理由は「つながっていない」からなんだ。言葉の位置を整理して言葉同士をつなげてみよう。
あれ?
一気に見やすくなった?
どんなふうに書いたか、動画で見てみよう!
そっか!
キーワード同士を「矢印」でつなげてるんだね。
その通り!矢印でつなぐことで、「流れ」や「関係性」が分かるから、パッと頭に入ってきやすいんだ。簡単だけど、とても効果的だよ。
あとから付け足すのも簡単だね!
流れを作ることは「ストーリーを作る」と言い変えることができるね。
話の内容を1つの流れでとらえるといいよ!
【ポイント】
・記録はキーワード(5W1H)を意識して書く
・キーワードを「矢印」でつなげる
・ストーリーを作るように流れを作る
矢印とZの法則
矢印にもいくつかの種類があることに気づいたかな?
→とか⇨、あとクルンってなってるのがあるね
矢印の種類をまとめてみたよ!
たくさんあるね!楽しそう!
矢印は「絶対こう使いなさい!」というルールはないから、目安に使うといいね。文で書くよりサッと書けるからメモの強い味方になるよ。
あとは、Zの法則を使ってみよう。
Zの法則?
デザイン・ポスターで使われる言葉なんだけど、人間の目線は「Z」のような流れで情報を見るんだ。
確かに、左上から右下に向かって見てるかも
だから、記録でも「Zの法則」を意識すると、見やすい記録になるよ!
【ポイント】
・矢印記号を上手に使ってみよう
・Zの法則を意識して見やすい記録を作ろう!
終わりに
記録の取り方って、案外簡単にできそう!
きれいなノートが目的ではなくて「分かる」
「伝わる」を大切にしていこう!
今回は、「キーワード」「ストーリー」「矢印記号」を紹介したね。ここに「イラスト」が加わると、より分かりやすい記録になっていくよ!
イラスト・・・
絵は苦手・・・
イラストについては、また別の記事で学んでいきましょう!
まずは、簡単な記録を楽しんでいきましょうね!