今日の記事は「長野県の教育」でグラレコ(グラログ)を行わせていただいたことについての記事です。
あれ?タノ先生って川崎・東京あたりに住んでなかったっけ?
実は色々な教育活動の中で、信州大学の先生と繋がりました。
その先生からのお声かけをいただき、その先生が座長を務める円卓会議に呼んでいただきました。
教育って繋がっていくんですね
今日はその活動について紹介します!
信州学び円卓会議
信州学び円卓会議は、令和5年9月1日に開催されました。
場所は県立長野図書館3階の信州・学び創造ラボです。
ホームページはこちらです。
目的やどのような会議かというと、
長野県の子どもたちにとって最適な学びのあり方について幅広く検討し、関係する様々な主体における取組や県民全体の機運醸成に繋げることを目的とした、「信州学び円卓会議」や県民の皆様との対話の場を開催します。
(ホームページより引用)
長野県は「探求県」とも呼ばれるほど、教育に力を入れています。
豊かな自然の中で、行われる教育は他県から視察も来ることもあります。
伊那での自然や生き物をテーマにした「生活総合」は有名です
(私も大学で実践を学びました)
一方で、教育にゴールはありません。
日本各地での課題と同じように、長野県でも解決したい課題や向かいたいゴールがあります。
長野県独自の指針も作成していますが、今回、
「長野県の子どもたちにとって最適な学びのあり方を実現するために」というテーマで会議が立ち上がりました。
第1回が9月1日に行われました。
ライブ配信もあり、今もアーカイブを残していただいているので、当日の様子を見ることができます。
長野県のホームページに、次第等の資料も記載されています。そこに、
議論の内容を文字やイラスト、図形等を用いて記録し、視覚化するグラフィックレコーディングを実施しました。
と書かれています。
今回座長の荒井先生にお声かけいただき、このグラレコ(グラフィックレコーディング)を担当させていただくことになりました。
話がつながってきました!
当日の会議での「阿部県知事のお話」「会議の内容」。
そして当日の14名の委員の方々の思いを
グラレコさせていただきました。
当日は阿部県知事、座長の荒井先生、13名の委員の方々で、約3時間の会議が行われました。
数十秒でグラレコ動画にしたものが以下となります。
ホームページも是非ご覧ください。
3時間の会議で、それぞれの方々が、それぞれの立場で強く切実な思いを共有していきました。
一方で、これだけの人数での議論の中で、共通のゴールが見えてきました。
それが、
「学校の自治力・教員の自由度を保障するため、教育のあり方を問い直していく」
というものでした。
「学校の自治力・教員の自由度を保障するため、教育システムのあり方を問い直していく」
様々な角度から、人材や予算も必要です。それらは必須。
その「手段」を、子どもたちに教育を届ける「教員」が自由に動けるように、
そして学校が自治できるようにしていくという意見が多く見受けられました。
これだけの人数で、共通のゴールに辿り着けるのはすごいね
事前に共有していた「コンセプトブック」があったことも要因と思うけど、とにかくみなさんが教育について、現場の肌感覚も合わせて真正面から見据えていました
この信州円卓会議は、委員の方の肩書きを見ると分かりますが、みなさん教育実践者です。
具体的な思いを持って、この場に参加されています。
これからの信州学び円卓会議は?
これからも信州円卓会議は続きます。
毎月1回ほど、県各地でテーマを変えて意見交流を進めるそうです。
その意見を元に、来年明けに2回目が予定されています。
「長野県の子どもたちにとって最適な学びのあり方を実現するために」というテーマのこの会議は、
「学校の自治力・教員の自由度を保障するため、教育システムのあり方を問い直していく」ために
さまざまな角度から、今後も会議が進んでいくと思います。
「実現」のために、どのような方向に進んでいくのか。
この会議の方針がどこに向かうのかを見える化させていただき、私も「記録の力」で伴走していきたいと思います。
またご報告いたします!
【信州学び円卓会議】長野県の教育×記録のこと
でした!